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ニュースリリース

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自動化の罠

昔発生した自動化ツールを使った試験の失敗談についてお話ししたいと思います。

とあるプロジェクトでキーボードを使用する試験があったのですが、何千回とキーボードのキーを押さなければならず、おまけに24時間張り付いているわけにもいかないため、自動化を活用して試験が行われることになりました。使用されたツールは、キーボード操作を自動化するためのキーボードシミュレーターと、マウス操作を自動化するためのUWSC。

テスト内容としては、UWSCでスクリプトを組んだ後実行し、キーボードシミュレーターを操作して、規定回数繰り返すという単純なもの。そして実際にUWSCを動作させたところうまく動いたため、問題ないと判断しモニターの電源だけ落として帰宅。ところが翌日出社してみると、動いているはずのUWSCが止まっているではありませんか。

何故?どうして?ホワイ?

すぐに原因調査が行われることになりました。

結果、UWSC側で設定していた待機時間設定が短かったことが判明しました。キーボード操作を繰り返すと製品の動作が遅くなっていく仕様が存在していたのですが、テストチーム全員がその仕様を見落としており、試験開始時は問題なかったものの、徐々に遅くなっていく製品の動作待機中にUWSCによるキーボード操作が走ってしまい、キーボードシミュレーターが反応せず、UWSCの動作が止まってしまったようです。

対応策として、UWSCの動作待機時間を十分確保することで2回目の試験は成功しましたが、何故失敗してしまったのか、及び今後失敗しないようにするためにはどう対策すべきか、試験実施後すぐに反省会が行われました。そして、会議によってチーム内で知識共有が行われたため、その次の試験時には失敗することなく、試験実施を行えました。

一見すると便利な自動化ですが、どこに罠が潜んでいるかわからないため、前準備は入念に行う必要があると痛感させられた一件でした。


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